【海外移住】運転免許証はどうする?更新・住所変更・国際免許の手続きガイド!


海外移住することにしたけど、日本の運転免許証ってどうなるの?
免許更新時期に日本に戻れないときは免許失効?
住所はそのままでいい?
海外赴任や移住が決まったら、このように悩む方も多いはず。
今回は、海外にいる間の運転免許証について解説していきます!
- 日本での本人確認に使える?
- 免許更新時に日本に帰国できないときはどうなる?
- 海外で運転するなら国際免許は必要?
- 免許証の住所はどこにしておくべき?
今後運転する必要がないから放っておこうと考えている人も、運転免許証は本人確認書類として使えるため、管理をしっかりしておくことが大切です。
海外にいても日本の運転免許証は管理しておくべし
住民票から抜けて海外に住んでいても、有効期限内なら日本で運転したり、本人確認書類として使用したりできます。
- 日本の銀行・クレカの更新時の本人確認
- 日本の携帯電話契約の更新
- 一時帰国時にレンタカーを借りる
➡ 運転しない人でも、免許証は「日本の本人確認書類」として維持しておくのがおすすめ!

本人確認書類として利用するのであれば、後述してますが出国前に実家や知人の住所に変更させてもらうのが便利です。
海外移住者の免許更新パターン
①出国前に期間前更新する場合
- 出国中に有効期限切れになるリスクがある人
- 一時帰国中に更新の手間を省きたい人
→ 駐在が長期に及ぶ予定で、帰国時に免許が失効している可能性がある人には特におすすめ。
②一時帰国中に期間前更新・再取得する場合
- 一時帰国中にまだ免許が有効 → 期間前更新可能
- 一時帰国中に免許がすでに失効 → 再取得手続き(試験免除の特例あり)
📌 帰国後1か月以内であれば、試験免除の特例で再取得可能。
→ 一時帰国時に余裕があるなら、忘れずに手続きしておこう。
③免許失効後の本帰国してから再取得(本帰国後1か月以内に手続き)
- 免許失効から3年以内で
- 本帰国後1か月以内に手続きすること
→ 帰国後1か月以内に限り、適性検査・講習のみで再取得が可能(試験免除)
※免許失効後に本帰国して1か月以上過ぎた場合の対処法
- 日本の運転免許は完全に使用できなくなる
- 技能試験・学科試験をすべて受け直す必要あり
ただし、以下の条件を満たす人は「外国免許からの切替」で再取得可能
→ ステータス(ゴールドなど)は引き継げない点に注意
※期間前更新は事前予約が必要かも
期限前更新は、事前予約が必要な地域が多そうです。
🔍「期間前更新 + (都道府県名)」で検索し、最新情報を確認しましょう。
上記パターンをもとに、自分のスケジュールに合った更新タイミングを検討してください。
海外で運転するなら「国際運転免許証」が必要?
海外では、日本の運転免許証があるだと運転することができません。「国際運転免許証(国外運転免許証)」が必要です。
国際免許証のポイント
- 日本の運転免許証があれば取得可能
- 有効期限は1年間(更新不可・再取得が必要)→ 現地の運転免許取得に切替可の場合もあり
- ジュネーブ条約加盟国で利用可能(例:アメリカ、タイ、フランスなど)
- 免許センターや警察署で即日発行できる

旅行先で運転したいと思い、国際運転免許証を取得しました。
バンコクでの運転はハードル高そうなので諦めました・・・
1年超の長期滞在であれば、現地の運転免許証に切替して何年か運転できるようにするのもアリですね◎
運転免許の住所はどこにしておくべき?

実家や知人住所に変更させてもらうのがおすすめです。
(事前に許可は取っておきましょう)
住所を実家にしておくメリット
- 免許更新の通知が届く(更新を忘れない!)
- 銀行やクレジットカードの更新で本人確認書類として使える
- 携帯電話の契約・更新時に使える
住民票を抜くと運転免許証の住所変更手続きができなくなるので、住民票を抜く前に運転免許証の住所変更を済ませておきましょう。
タイに引っ越ししてからも契約を続けている銀行や楽天モバイルから本人確認書類の提示が求められたり、転送不要郵便が送られてきたりすることがありました。
実家に住所変更しておいたので、本人確認書類として運転免許証を使用することができたのでよかったです。
住所変更の手続手順
- 市役所で住民票を異動する
- 警察署・免許センターで住所変更手続きをする
- 住民票を抜く(渡航14日前から当日までの間に)
出国前に確認しておくこと
運転免許証を維持するために、出国前に以下の項目を確認しましょう。
- 必要に応じて、運転免許の住所を実家に変更する
- 日本に一時帰国する予定を確認し、更新スケジュールを立てる
- 通常更新が難しい場合は「期日前更新」や「更新期限延長」を検討する
- 期日前更新する場合は事前予約が必要か確認する
- 海外で運転する場合は「国際免許証」を取得しておく
- 長期滞在するなら、現地免許への切り替えも検討
まとめ|海外に住んでも日本の運転免許の管理も忘れずに!
- 日本の運転免許証は、身分証明書として重要なので維持するのがおすすめ
- 免許の住所は実家に変更しておくと、更新通知や本人確認に便利
- 海外で運転するなら「国際免許証」を取得するか、現地免許に切り替える
- 一時帰国できない場合は、事前更新や延長手続きを利用
海外生活をスムーズにするために、運転免許証の手続きも忘れずにチェックしておきましょう!

来年、私は免許更新があるので、一時帰国する際に「期間前更新」する予定です。混んでいないといいな~