【2026年最新】大エジプト博物館を攻略ガイド!ツタンカーメンの黄金マスクの場所も
ギザのピラミッド近くに誕生した大エジプト博物館(GEM)。
2025年11月に本格オープンし、ツタンカーメンの黄金マスクを含む膨大な至宝が集結しています。
この記事では、実際に訪れて分かった行き方・注意点・効率的な回り方・必見展示まで、初めての方でも迷わないようにまとめました。
※実はツタンカーメン展示室は、目の前に行ってもすぐには入れない構造になっています。迷わないためのルートも解説しているので、行く前に必ずチェックしてください!

圧倒されました!
エジプトに行くなら絶対寄るべき博物館です◎
大エジプト博物館(GEM)とは?
GEMは、世界最大級の考古学博物館。

これまでエジプト考古博物館(タハリール広場)に展示されていた主要コレクションが順次移設され、ツタンカーメン王の黄金マスクもこちらに引っ越してきました。
ピラミッド観光とセットで訪れる人が多く、今後さらに注目度が高まるスポットです。

この博物館の建設には、日本が大きく貢献していたようです。
日本語の音声貸出ガイドがあったり、ツタンカーメン展示エリアには日本語の解説文もあったりと日本が貢献していたことが伝わります。
行き方・帰り方
個人で行くならUber利用
カイロ市内からはUberが一番楽で安心です。 渋滞がなければ約30分。
ギザの三大ピラミッドからは車で約10~15分ほど。徒歩はおすすめしません。
- 博物館の駐車場入口付近はピックアップ禁止エリア。
- 警察が違反切符を切っていることがあり、駐車場の出入り口は合流しにくいです。
- 帰りは駐車場出入口から数100メートル離れた、UBERの正式なピックアップポイントを指定するとスムーズです。
Uberの合流地点付近も電波が弱く、自分の現在地がマップ上で点(正確な位置)として表示されませんでした。
アラビア文字の車ナンバーにも慣れないしドライバーとの合流にかなり手こずりました。
GEMを訪れるなら、容量に余裕のあるSIMや、電波の強いeSIMをしっかり準備しておくことを強くおすすめします。ギガも意外と消費します!

夕方帰る人はUberが30分待っても捕まらなかったそう。
ぼったくりタクシーに乗る可能性も考えて現金持参が安心かも。
エジプトのぼったくりについては下記記事にまとめているのでぜひ参考にしてみてください。あらかじめ知っておくだけで安心です!

専門ガイドと巡る!日本語ツアーが一番安心
エジプトの歴史は専門用語が多く、英語ガイドだと内容が理解しにくいのが難点。
せっかくなら、日本語ガイド付きを選ぶのが満足度アップの秘訣です!
- 王道のセットプラン
👉 三大ピラミッド + 大エジプト博物館 半日観光ツアー
エジプトの2大目玉を1日で効率よく回れる一番人気のプランです。 - 欲張り全部盛りプラン
👉 三大ピラミッド + 博物館 + ハン・ハリーリ市場セット
お土産探しに最適な市場もセット。夜の市場もガイド同行なら安心!
チケットはカード払いのみ!
購入方法と最新料金

チケットはすべてカード払いです(現金不可)。
- 大人(外国人): 1,450エジプトポンド
- 子ども(6〜12歳)および学生: 730エジプトポンド
- 6歳未満の子ども: 無料
- 90分のガイド付きツアー(英語/アラビア語): 1,950エジプトポンド
- 日本語オーディオガイド: 250エジプトポンド
※必ず公式サイトを確認してください。
※オンラインでしかチケット販売がなくなるという情報もあるので念のため調べてからいきましょう。
チケット購入方法
公式サイト(英語)での購入に不安がある方や、ホテルからの移動もセットにしたい方はKlookが便利です。
- 日本語で予約・円払いが可能
- 「送迎付き」を選択できるのでタクシー交渉不要
\ 完売前にスマホで予約 /
開館時間と休館日
曜日によって閉館時間が異なるので注意してください!
- 【土・水曜日以外】
- コンプレックス:8:30~19:00
- ギャラリー:9:00~18:00(最終発券17:00)
- 【土・水曜日】
- コンプレックス:8:30~22:00
- ギャラリー:9:00~21:00(最終発券20:00)
※コンプレックス:レストランやカフェお土産エリア
どの曜日・時間帯がおすすめ?
効率重視の王道観光プランだと、朝一ピラミッド見学して午後から大エジプト博物館の流れになります。
- 平日(金・土曜日は避ける)
- 午前中
ピラミッドに行くなら、先にピラミッドに行ってきて!
エジプトでは金・土曜日は休日にあたるので現地の人が休日は多いらしいですよ。
大エジプト博物館とピラミッド見学する日を分けられるなら、朝一で大エジプト博物館に来るのがよさそう。
同日に両方回るのであれば、暑くなる前にピラミッドを見に行った方が絶対いいです!
時間が遅くなるにつれ混んでくるので、事前に流れを把握して賢く回りましょう!

12月31日に大エジプト博物館に行きましたが、エジプトでは平日だったからか、朝一だったからかそこまで混雑はしていませんでした。
所要時間の目安(体験談)
私は開館前の8:45に到着し、合計4時間半滞在しました。
アニメ『ONE PIECE』が好きな夫と一緒だったので、展示ごとに時代背景・王・神話・象徴を確認し、「これワンピースの元ネタでは?」という考察をして楽しんでいました。
- 2時間程度: 主要展示を一通り
- 3時間: 写真+少し解説を読みながら
- 4時間以上: 考古学・歴史・神話好き/考察派

博物館の中は広く、じっくり回っていたので結構疲れました(笑)
迷わない!効率よく回るためのおすすめルート&必見展示
① 空中オベリスク(Hanging Obelisk)

世界初、底面が見えるように浮かせたオベリスク。ラムセス2世の名前を真下から見上げることができます。
② 建物入口の壁|巨大な象形文字(カルトゥーシュ)


建物正面のファサードに刻まれた歴代ファラオの名前を囲む「カルトゥーシュ」。最高の写真映えスポットです。
③ ラムセス2世像

大展示階段の入り口で圧倒的な威厳を放っています。高さ11メートルもあります。
④ エスカレーターで最上階へ(大階段の展示は一旦スルー)

圧巻の大階段を登り切った先のガラス越しのピラミッドビューは必見です。
⑤ 12のメインギャラリー(大階段の左側)

大階段を登って左側に広がるのが、GEMの心臓部ともいえるメイン展示エリアです。 ここは大きく4つの時代に分かれており、それぞれがさらに**「Society(社会)」「Kingship(王権)」「Beliefs(信仰)」**という3つの観点で構成された、計12のギャラリーで形成されています。
単なる年表ではなく「人の暮らしや支配のあり方」という多角的な視点で学べるのが特徴です。
展示されている4つの時代区分

(先史時代、先王朝時代、初期王朝時代、古王国、第1中間期)
エジプト文明の幕開けから、巨大なピラミッドが次々と建設された古王国時代までを扱います。ここでは、クフ王や、最初の階段ピラミッドを築いたジョセル王といった、絶対的な権力を持つファラオたちが主役です。 王は「太陽神ラーの息子」として神格化され、その巨大な富がピラミッドへと姿を変えました。一方で「社会」の展示室では、教科書でもおなじみの書記座像など、読み書きができるエリート官僚たちのリアルな姿や、ピラミッド以前の墓の形式であるマスタバの変遷を見ることができます。



(中王国、第2中間期)
一度崩れた国を、メンチュヘテプ2世のような英雄が再びまとめ上げた中王国時代です。この時代は「人間らしさ」が特徴で、セヌスレト3世の彫像に見られるような、少し苦悩を湛えたリアルな表情の王に出会えます。 歴史的なターニングポイントは、西アジアから流入したヒクソスと呼ばれる人々との出会いです。彼らはエジプトに戦車(チャリオット)や高度な弓の技術をもたらし、エジプトの軍事力を劇的に進化させました。信仰面では、死後の復活を司るオシリス神への信仰が広まり、身代わり人形のシャブティが大量に作られ始めたのもこの時代です。

(新王国:ラムセス2世など、まさに最強の時代!)
『ONE PIECE』のアラバスタ編のように、最も華やかで力強い新王国時代です。入り口にいたラムセス2世が世界最古の平和条約を生んだカデシュの戦いで活躍し、男装の女王ハトシェプストが貿易で国を豊かにしました。 この時代の展示は、まさに「黄金」と「洗練」。ツタンカーメンの贅を尽くした副葬品はもちろん、王族が身にまとった精巧なプリーツ付きのリネンの衣服(まさに至高のワンピース!)は必見です。国家神アメン神への信仰がピークに達し、エジプトが世界帝国として輝いた様子を体感できます。



(第3中間期、末期王朝、ギリシャ・ローマ時代)
エジプトの伝統が、外の世界と混ざり合うドラマチックな終焉の時代です。アレクサンダー大王の征服後、ギリシャ系のプトレマイオス朝が始まり、強力な王妃アルシノエ2世などが歴史を彩ります。 展示室では、エジプトの神々とギリシャの神々が合体した不思議な像や、ギリシャ・ローマ風の写実的な顔が描かれたミイラ肖像画など、文化の融合(シンクレティズム)を象徴する品々が並びます。


⑥ ツタンカーメン展示(大階段の右側)

ギャラリー7から空中廊下を渡ってアクセスします。
混雑時は10分ほど並びますが、朝イチなら直行もアリ。

私は列に並ばず、少し離れた正面位置から撮影しました。

このエリアは日本語解説文がありました!

⑦ 大階段

⑧ クフ王の「太陽の船」(別館)




GEMの敷地内にある別館に、ピラミッド脇から移設された「太陽の船」があります。4500年前の巨大な木造船が、釘を一本も使わず残っている姿は圧巻。
大エジプト博物館のチケットに別館も含まれているので、新たに購入必要はありません。
黄金マスクの場所はどこ?撮影ルールと混雑回避の裏技

※入り口に注意!ギャラリー7からアクセス
大階段を登りきると、右側に豪華なツタンカーメン展示室の入り口が見えますが、実はそこからは入れません!(出口専用、または係員に止められます)。
正解のルートは、大階段を登って「左側」にある『ギャラリー7』から空中廊下を渡ってアクセスする方法です。 順路通りに12のギャラリーを1から進むか、急ぐ場合は大階段を登ったあとに左側の『ギャラリー7』を探してください。ここを知らないと、展示室の目の前でウロウロと彷徨うことになります(私は5分ほど迷いました…)。
裏技: 人が少ない状態でマスクと対面したいなら、入館後、他の展示をスルーして真っ先にギャラリー7→ツタンカーメン展示へ直行するのもアリです!
撮影はできるの?
エジプト考古博物館(タハリール)に展示されていたころは撮影禁止でしたが、現在はフラッシュなしなら撮影OKに!これは本当に嬉しい変更です。
混雑具合は?
午前中に入館しても、順路通りに見ると黄金マスク周辺は混み合います。
真正面でじっくり拝むなら10分〜15分ほど並びますが、少し離れた位置からなら並ばずに見ることも可能です。
日本語音声ガイドは借りるべき?
日本語音声ガイドの貸し出しも250ポンドであるそうです。
私はすっかり借りるのを忘れていたので、ガイドの代わりにAIを活用することにしました。
ChatGPTやGeminiを解説役にして回りました。展示名を入力するだけで、時代背景まで網羅して教えてくれるので考察が捗ります!
自分のペースで深掘りしたいなら、個人見学+AI活用がおすすめ。
館内WiFiはかなり不安定です。私はAIガイドを活用しましたが、ネットが切れて困る場面も。
効率重視ならピラミッド付の日本語ガイドツアーもありだと思います。
👉【Klook】でピラミッド&大エジプト博物館の日本語ガイドツアーをチェックする
GEMを訪れるなら、容量に余裕のあるSIMや、電波の強いeSIMをしっかり準備しておくことを強くおすすめします。
お土産・レストラン・カフェ
Nefertari(ネフェルタリ)
高品質なエジプト綿やオイルが揃う直営店。



ミュージアムショップ
GEM限定のセンス良いグッズが豊富。




飲食店
伝統料理のZoobaや、ピラミッドの見えるスタバなど充実。

行く前に知っておきたい!注意点と持ち物
館内WiFiは期待しすぎないで!SIMの準備は必須
館内WiFiは非常に不安定です。私はAIガイド(ChatGPTやGemini)を解説役にして回りましたが、ネットが切れて困る場面もありました。
ギガ多めのSIMやeSIMをしっかり準備しましょう。
💡 GEM攻略!持っていくべきものリスト
これだけはカバンに入れておきましょう!
- クレジットカード(チケット購入・ショップ用)
チケット購入用に! - 少しの現金
Uberで帰る手段がなくなったときにタクシーを捕まえるため! - モバイルバッテリー
意外と電力消費します! - 防寒着
冬場館内はひんやりして寒いのでウルトラライトダウンがあると安心! - 歩きやすい靴
とにかく中は広いです!歩き疲れるのはもったいない!
まとめ
2025年11月に正式オープンした大エジプト博物館(GEM)について紹介しました。
朝ピラミッドに行ってからGEMにきてもよし、
ピラミッド見学とは日を分けてゆっくりGEMにきてもよし。
大人から子供までエジプトの歴史に触れられるおすすめの博物館です。

