【保存版】タイ旅行・生活で知っておきたいマナー|やってしまいがちなNG行動も解説!

タイは微笑みの国と呼ばれ、穏やかで親切な人が多い国。でも実は、知らずにマナー違反をしてしまうと「無礼」「不快」な外国人と思われてしまうことも…。
今回は、旅行者・在住者が気をつけたいタイのマナー15選を、文化的背景とともにご紹介します!

タイで知っておきたいマナー10選
1. 王室に敬意を示そう
公共の場で王様の映像が流れたら立ち上がって敬意を。 映画館での国歌演奏時、公共交通機関での王室関連放送時など。王室批判は法律違反にあたるため、発言には要注意!
2. 僧侶への配慮を忘れずに
女性は僧侶に触れてはいけません。 バスやBTSでは専用席もあります。女性は僧侶の横に座ることもNG。托鉢の際も直接触れないよう注意。女性が物を渡す場合は布の上に置く、または男性を介して渡す。

一般人が僧侶の服装をして写真撮影なんてもってのほかですね…
3. 寺院では服装に注意
肩・膝を隠した服装が基本。 タンクトップ、ショートパンツ、ミニスカートはNG。帽子やサングラスも外しましょう。
4. 靴は脱ぐ文化
寺院、タイマッサージ、家庭、時に一部店舗も。 入り口で靴が並んでいる、靴脱ぎマークがある場合は脱ぐのがマナー。マッサージや一部カフェなどでも脱ぐべき場所があるので要注意!
5. 足は不浄・頭は神聖
仏像に足を向けない、人や物を足で触らない。 座る時は足裏が仏像や人に向かないよう配慮を。足を組んで仏像の方を向くのも失礼な姿勢とされます。横座りかあぐらが無難。 子どもでも、頭は神聖な場所とされており、触るのは失礼。 可愛い子どもがいても、頭を撫でるのは避けましょう。
6. お金の扱いに注意
お札には王様の顔が描かれているため、取り扱い注意。
7. 左手で渡さない
左手は不浄の手。 お金、名刺、食べ物を渡す時は右手、または右手+左手を添えて丁寧に。

インドもそうだよね
8. 感情を表に出さない
タイでは感情を抑えることが美徳。 トラブル時こそ笑顔&冷静に。大声で怒ったり、食事中に怒ったりすると「場の空気を乱す人=恥ずかしい人」とされがち。あまり言い返さない方が良い – 逆恨みされて銃で撃たれる可能性もあるので注意。
9. 席を譲る文化
僧侶・高齢者・妊婦・子どもなどには積極的に席を譲ろう。 特に僧侶には必ず席を譲る文化があります。子どもにも優しさを示すのがタイ流。
10. 警官・役人には丁寧に対応
フレンドリーながら上下関係を重んじる文化。 尊敬の姿勢を示し、丁寧な対応を心がけて。
タイをもっと理解するために:文化を知るキーワード
「マイペンライ」精神を尊重しよう
「大丈夫」「気にしないで」の意味を持つこの言葉。
ミスを許すおおらかさ、せかさず笑顔で過ごす空気感は、タイ社会の根幹です。相手が怒っていないように見えても「本音は別」と心得て丁寧な対応を心がけて。
この精神があるからこそ、タイの人々は外国人の小さなマナー違反には寛容。でも、それに甘えすぎず、敬意を持って接することが大切です。
【注意】禁酒日がある
仏教行事の日(例:マーカブーチャー、ウィサカブーチャーなど)にはアルコールの販売が禁止されます。
対象日には:
- コンビニやスーパーでお酒が隠される
- レストランでの提供もNG
- ホテルのバーも休業することがある
スケジュールに仏教の祝日が重なっていないか、事前にカレンダーでチェックしておくのがおすすめ。特に観光シーズンと重なると、お酒を楽しみにしていた旅行者にとっては予想外の出来事に。

禁酒日でなくても、毎日アルコール購入できる時間は決まっているので注意!
「ワイ」(合掌の挨拶)の使い方
手を合わせて頭を下げる挨拶「ワイ」。相手によって手の位置や角度が変わります:
- 一般的な挨拶:胸の前で合掌
- 目上の人:鼻の高さで合掌
- 僧侶・王室関係者:額の前で合掌
無理に完璧にする必要はありませんが、敬意を示す姿勢が大切です。
まとめ:文化を知れば、もっとタイが好きになる!
タイの人々は優しく、多少の失敗には「マイペンライ」と笑ってくれることも多いですが、「敬意」と「学ぶ姿勢」はしっかり伝わります。
日本とは違うルールや価値観を知っておくことで、より快適で気持ちの良い旅や生活ができるはず。
タイの文化を理解し、敬意を持って接することで、きっと現地の人々ともより深い交流ができるはずです!
