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タイ東部9県の特徴まとめてみた【首都近郊から秘島リゾートまで】

タイ北部9県まとめアイキャッチ画像
つじり

タイ東部は首都バンコクに最も近い地域として、週末の小旅行から本格的なビーチリゾート、国境貿易の活気まで多彩な魅力を持っています。工業発展と自然保護が共存し、伝統文化と国際的な影響が融合したユニークな地域です。アクセスの良さと豊富な観光資源で、初心者から上級者まで満足できる9つの県をご紹介します。

タイ東部の特徴

東部は、タイ湾に面した海岸線が広がり、美しいビーチやリゾート地が点在しています。また、果物の産地としても知られ、新鮮なフルーツやシーフードが楽しめます。自然と都市のバランスが取れた地域で、多様な観光が可能です。

特徴
  • リゾート文化: 世界的に有名なビーチリゾートと海洋レジャー
  • 豊富な果物: ドリアン、ランブータン、マンゴスチンなどトロピカルフルーツの宝庫
  • 工業発展: 東部経済回廊(EEC)の中心として産業が発達
  • 自然の多様性: 海岸線から山地まで変化に富んだ地形
  • 国境文化: カンボジアとの国境地帯特有の文化的多様性

🏙️ 首都圏近郊・アクセス拠点県

サムットプラカーン(สมุทรปราการ)

  • バンコク南東部。スワンナプーム空港に近い
  • 古代都市ムアンボーラン、エラワン博物館が観光名所
  • 港町としても栄えており、シーフードも楽しめる

おすすめポイント: 空港近くの立地を活かし、到着日や出発日の観光に最適。ムアンボーランは世界最大の野外博物館で、タイ全土の名所を一度に体験できる。

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ナンプラー醸造で有名とのこと

チャチューンサオ(ฉะเชิงเทรา)

  • 大仏「ワット・ソートーン」が有名な信仰の地
  • ピンクガネーシャ(ワット・サマン)もSNS映えスポットとして人気
  • 首都圏から近く日帰り観光地として注目

おすすめポイント: 巨大なピンクガネーシャは写真映え抜群。ワット・ソートーンの黄金の大仏も圧巻で、地元信者の篤い信仰心を感じられる。

ナコーンナーヨック(นครนายก)

  • 滝やアウトドア施設が豊富な自然派向けの県
  • バンコクから近く、週末リゾートとして人気
  • ワット・プラチン・ラーチャタムなど寺院も点在

おすすめポイント: 都市の喧騒を離れた自然のオアシス。サリカ滝やナーン・ロン滝での森林浴は都市疲れの癒しに最適。

🏖️ 人気ビーチリゾート県

チョンブリー(ชลบุรี)

  • パタヤを中心としたビーチリゾート都市
  • ウォーキングストリート、サンクチュアリ・オブ・トゥルースなど観光地が集中
  • シーフードやテーマパークも充実

おすすめポイント: タイで最もアクセスしやすいビーチリゾート。パタヤの賑やかさから静かなジョムティエンビーチまで、多様なニーズに対応。

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ラヨーン(ระยอง)

  • 工業都市と観光が共存
  • サメット島への玄関口で美しいビーチが多い
  • ドリアンをはじめとする果物の産地でもある

おすすめポイント: サメット島は週末リゾートの定番。白砂のビーチと透明度の高い海で、バンコクから最も近い楽園を満喫できる。

🏝️ 秘島リゾートと自然の県

トラート(ตราด)

  • カンボジア国境に近く、クッド島やチャーン島などの離島が有名
  • 海が綺麗で静かなビーチリゾート地が点在
  • 素朴な雰囲気と自然が残る地域

おすすめポイント: プーケット島の次にタイで2番目に大きなチャーン島は「象の島」の名の通り手つかずの自然が魅力。クッド島は隠れ家的リゾートとして人気上昇中。

プラーチーンブリー(ปราจีนบุรี)

  • 歴史的遺跡が点在し、クメール文化の影響を受けた建築が見られる
  • 自然豊かで温泉や国立公園もある
  • 医療・伝統薬の町としても知られる

おすすめポイント: クメール遺跡群は穴場の歴史スポット。天然温泉とハーブ文化で心身をリフレッシュできる癒しの県。

💎 特産品と国境文化の県

チャンタブリー(จันทบุรี)

  • 宝石市場が有名な町
  • ドリアンなどフルーツの一大産地
  • キリスト教会やフランス統治の名残もあり、異文化が融合

おすすめポイント: 「宝石の都」として世界的に有名。フルーツ王国でもあり、特にドリアンの品質は全国一。フランス建築の教会群も一見の価値あり。

サケーオ(สระแก้ว)

  • タイ最大の国境市場「アランヤプラテート」がある
  • カンボジアとの越境貿易が活発
  • 自然公園や滝も豊富

おすすめポイント: アンコールワット観光の拠点として活用できる国境の町。ローカル市場での掘り出し物探しも楽しい。


🎒 タイ東部旅行のコツ

アクセス方法

  • バス: バンコク東バスターミナル(エカマイ)から各県へ直行
  • ミニバン(ロットゥー): 小回りが利き、短時間での移動に便利
  • レンタカー: 複数県周遊や離島へのフェリー乗り場アクセスに最適
  • 国内線: ウタパオ空港(パタヤ)経由で時間短縮

季節別楽しみ方

  • 11月〜2月(乾季): 全般的にベストシーズン、特に離島観光に最適
  • 3月〜5月(暑季): ビーチアクティビティ重視、室内観光地と組み合わせ
  • 6月〜10月(雨季): 滝が美しく、フルーツが豊富、宿泊費も格安

エリア別モデルプラン

  • 週末1泊2日: サムットプラカーン→チャチューンサオで文化観光
  • ビーチ2泊3日: パタヤ滞在でマリンスポーツ三昧
  • 離島3泊4日: サメット島またはチャーン島でリゾート満喫
  • 周遊4泊5日: チャンタブリー→トラート→離島の特産品とビーチコンボ

特産品・お土産

  • 宝石: チャンタブリーでルビー、サファイア
  • フルーツ: ドリアン、ランブータン、マンゴスチン(5-8月)
  • シーフード: 新鮮な海産物、特にカニとエビ
  • ハーブ製品: プラーチーンブリーの伝統薬、アロマオイル

隠れた魅力

  • 地元祭り
  • 秘境温泉: プラーチーンブリーの野湯体験
  • 国境マーケット: アランヤプラテートの早朝市場

タイ東部は首都圏からのアクセスの良さと、多様な観光体験が魅力の地域です。工業発展により整備されたインフラと、まだ手つかずの自然が共存するバランスの良さが特徴。短期間でも充実した旅行ができる一方、じっくり時間をかけて回れば深い文化体験も可能です。バンコク観光に飽きた方の次のステップとして、またタイリピーターの新たな発見の場として、ぜひ訪れてみてください。

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